人を知るセンチュリー21でどんな人が働いているのか知ることができます
伴走力 × 不動産
期待を上回る感動を届ける
山本香淑さん
センチュリー21東京建築工房
売買営業 マネージャー
山本さんは個人センチュリオン４回、春・秋季ラリー7回受賞など、輝かしい業績の持ち主だ。穏やかな語り口から伝わるのは誠実な人柄。それはマジックではなく、卓越した知識で、お客さまの希望に添う「家」＝「夢」を叶えることに真摯に対応しているからだ。
入社について
純粋な憧れがきっかけ
新卒入社は金融機関でした。強い思い入れがないままに就職先を選んだので、25歳のときに「これが本当にやりたかったことなのか？」と考えました。自分の部屋への憧れが強く、母のインテリア雑誌をボロボロになるまで読んでいたことを思い出し、住宅に関わる仕事をしたいと決意しました。
まずは「宅建※」の資格を取ろうと、昼は仕事をしながら夜は学校に通い、資格を取得して退職。さらに、インテリアと建築のデザインの専門学校にも1年通って、不動産やインテリア、税金のこともお客さまに提案できるように学びを深めました。
※宅地建物取引士
「東京建築工房」への転職を選んだのは、不動産を幅広くお客さまにご提案できると思ったから。決め手は社長の人柄です。「不動産営業はサービス業」と話し、一流ホテルと同じような言葉遣いや所作振る舞いでお客さまに対応する、期待値を上回る感動を届ける気持ちで接するというお話に、とても共感しました。
仕事について
世代を超えて
私たちは不動産の売買専門ですので、店舗でのヒアリングや売買物件のご案内、住宅ローンの契約、引き渡し作業が平日の主な仕事です。土日は販売日なので、案内が多くなり、そこに向けてしっかりと準備をしてお客さまをお迎えします。
お客さまから見れば、我々は不動産を扱うプロ。お客さまにとって最高の物件を、最短のスピードでご提案するのが、私たち営業の誠意ある仕事だと思います。
スピードが大切なのは、物件がなくなってしまうからなんですね。
ヒアリングでお客さまの背景をお聞きし、要望の条件だけではなく、私の方からも新しい提案をします。 それがマッチしてお客さまに喜んでいただくことがやりがいです。
契約後も連絡が途切れず、二世代にわたってお付き合いが続くことも。
数年前に成約し、息子さんの結婚が決まった方からは「また山本さんから購入できますか」と相談がきました。三代目のときにもお手伝いさせてくださいね、とお話ししています。
大切にしていること
プロとしての先回り
住宅ローンは相談される方の立場で、親身に対応します。申請前の準備を徹底的にサポート。
たくさんの銀行があるので、ここはこの方面には強いけど、ここは少し薄いとか、他行はその逆だとか。お客さまに合わせて、この銀行が最適と判断したり、担当者と相談したり。
他の業者さんではローンの審査が通らないお客さまでもプラス材料をかき集めて、当社では審査が通るという実績もあります。
不動産は高額な買い物ですから、経験を重ねている分、トラブルの怖さを知っています。
もう理屈ではなくて、感情が出てきてしまう。そんなことにならないように、トラブルの芽があったら、こちらでどんどん摘み取っておきます。
お客さまにとって面倒そうなことは、こちらがあらかじめ先回りして対応し、準備しておくことを大切にしています。
センチュリー21の良さ
店舗1位の幸せ
当社は元々は建築営業がメインでしたが、仲介営業に力を入れようと考え、センチュリー21に加盟しました。お客さまにとっては、ネームバリューが安心感になりますし、こちらは看板に恥じないようにしっかり営業しようと思います。
また、加盟していることで、売り上げの成績優秀者を表彰するイベントに参加できます。
他社の売り上げが数字でわかるので、自分たちがどれぐらいの位置にいるかも一目瞭然。
2019年から22年まで「個人センチュリオン」を受賞できたのでモチベーションにもなりましたね。
春と秋のセールスラリーでは店舗1位を取れたので、また次も1位を目指したいと、みんなで目標を立てています。
不動産業界は募集要項に高い年収を記載していることが多いですが、それは社内のほんの一握りの人の場合があります。
当社は社長の方針で、全員が活躍できる会社を目指していて、営業5人中4人が個人でも受賞しているので、営業同士の足の引っ張り合いもなく、お互いにサポートし合ういい環境です。
今後の目標
指導方法を柔軟に
現在はプレイングマネージャーとして、営業も人材育成もしていますが、ゆくゆくは後進を育てるサポートに回りたい。自分が厳しく育てられたように、最初は厳しく教育しました。
ただ、厳しくしても人は続かない。厳しくしたいわけではないし、自分も辛い。
それなら、いい環境で仕事していこうと切り替えました。
自分もみんなも今ではすごく気持ちが楽です。昔の反省も踏まえて感情的にはならず、一人ひとりの性格を見ながら指導方法を変えています。
営業でつまずいても、孤独にならないようにコミュニケーションをとる。ミーティングで情報やトラブルを共有し、お客さまとの状況も透明化する。自分一人でどうにもならないときは、頼ることも決して悪いことではないです。一人でできることなんてたかが知れていると思います。
