人を知るセンチュリー21でどんな人が働いているのか知ることができます
主婦力 × 不動産
未経験でも「得意なこと」で輝く
中村麻希さん
センチュリー21サイワハウジング
リーシング 係長
中村さんが話の輪に加わると、その場の明るさが一気に増していく。
輝きや華やかさを身にまといながらも、相手を思いやる心配りや配慮は天性のもの。
自分と相手の意見のバランスの取り方は、仕事と家庭のバランス調整や人生の経験値から培われたものだ。
入社について
未経験でも輝けるステージだと感じた。
私は結婚が早かったので、社会経験がありませんでした。
以前にセンチュリー21の加盟店でパートとして働いて不動産業の面白さにふれ、営業は未経験ですが、研修やセミナーがしっかりしているセンチュリー21限定で就職を考えました。
加盟店の中でもサイワハウジングを選んだ理由は、掲げている経営理念や行動指針に共鳴したから。
不動産業は個人プレイが多くて、新人が来ても教育しなくて辞めてしまうという話を聞いていました。当社は個人ではなく、チーム、仲間で成長していくという考えがあります。
子どもが3人いるので、上の子の高校受験が決まった段階で、フルタイムで働くことにしました。
面接では「社会経験がないので社会人にはなりたいし、バリバリ働く営業にもなりたい。
でも、何のために働くかというと、家族のためです」と言い、「ただ、子どもが成長したら、この会社に貢献できる人になりたいです」と話しました。
会社は要望を受け入れてくれて、今に至っています。
仕事について
人と人をつなぐ橋
オーナーから不動産を預かり、借りたい方へ貸して管理する、賃貸経営をサポートする営業の仕事をしています。
オーナーを含めて、お客さまと接している時間が一番好き。人との出会いから学ぶことがたくさんあります。相手の話をしっかり聞いて、なにを求めているのかを見抜いて応えられたら幸せです。
営業を重ねるうちに、リピーターのお客さまが増えました。
売り上げに貢献できない場合もあるのですが、人との出会いにはそれ以上の喜びがあります。人と人をつなぐ橋みたいな。
不動産業は人と人をつなぐ橋の役割だと思って、誇りを持っています。
会社を作っていくのは、社長だけではなく、社員一人ひとりです。リピーターを増やすためには、社員それぞれが自分のファンをたくさんつくることが大切です。自分のファンをつくることが会社に貢献することになる。それは結果的に会社のイメージアップにつながると考えています。
センチュリー21の良さ
表彰制度が魔法をかけてくれる
入社した2〜3カ月後に、私の上司が賞を受けたのでセンチュリー21のジャパンコンベンションに同行し、初めて表彰式を見ました。
他社の社員さんがみんな、舞台俳優のように輝いて見えて、私もああいう場に堂々と立てる営業になり、いつかこのキラキラした舞台に立ちたいと決意しました。
入社3〜4年目のころ、私は営業は得意だったのですが、事務作業は苦手。経験も浅いため、上司にフォローをお願いしました。
「営業が好きなので、ひたすら営業します。ただ、契約書などの書類作成や物件の登録管理はお願いしたいです」と話し、二人で仕事を分担しました。上司のサポートで、自分の「営業」という特技が伸ばせました。その結果、表彰式の舞台に立つことができました。
がんばればなんでもできる。40歳過ぎた私でもできるんだと。
もう退職してもいいぐらい達成感を得ましたが、賞を1回取ってしまうと、クセになる。
魔法にかかったみたいに、取らないと気が済まないし、そこに立ち続けたいという思いが湧いてきます。4回受賞できましたが、この会社にいる限り、営業でいる限りは、10回でも20回でも、賞を取りたいと思っています。
仕事で得た喜び
「尊敬する」というお客様の言葉に救われた
表彰を4回いただきましたが、すべてが順調だったわけではありません。
入社2年目は慣れなくてできないことも多く、毎日泣きながら仕事をしていました。
そんなある日「中村さん、すごいね」と褒めてくださった方がいて。「不動産の営業に就職したことを尊敬する」と。
なんでですかと聞いたら「賃貸営業にはいろいろなタイプのお客さまがいらっしゃるのに、一人ひとりに合わせて応対している。そのコミュニケーション能力がすばらしい」と。
大変だったときに、うれしい一言をいただいて「私は自分を誇りに思っていいんだ」と思えました。